海外のミネラルウォーター

これが人気!海外のミネラルウォーター

国産のミネラルウォーターにはくせのないものが多いが、海外のミネラルウォーターにはくせがあり、強烈な主張があるものが多い。有名なものでは、牛乳の半分にせまるカルシウムを含む超硬水の「コントレックス」、源泉に炭酸を含み、ナポレオン三世も絶賛した「ペリエ」などがある。大塚食品が展開する「クリスタルガイザー」は、比較的日本のミネラルウォーターに近いやわらかさを持つ。

硬度 pH 保存 特徴
エビアン 304mg/L pH7.2 30月
エンジンガー・スポルト 1828mg/L サルフェート1460mg/L
クリスタルガイザー 38mg/L pH7.6 2年 バナジウム55μg/L
ゲロルシュタイナー 1310mg/L pH6.5 天然炭酸水
コントレックス 1468mg/L 1年 カルシウム46.8mg/100ml
サンペレグリノ 734mg/L pH7.8 天然炭酸水
ペリエ 381.9mg/L pH6.0 2年 天然炭酸水
ボルビック 60mg/L pH7.0 2年 シリカ31.7mg/L

エビアン(フランス)

食品多国籍企業ダノンのフレンチアルプスのミネラルウォーター。日本では1987年から販売されており、海外のミネラルウォーターの代表格となっている。220ml・330ml・750ml・1500mlのペットボトルがある。

▶ エビアン

エンジンガー・スポルト(ドイツ)

コントレックスをも上回る、世界最高水準の超硬水。カルシウム、マグネシウムが多く含まれるほか、デトックス効果が期待できるサルフェートも高水準。

▶ エンジンガー・スポルト無炭酸

クリスタルガイザー(アメリカ)

1990年、米国のクリスタルガイザーウォーターカンパニーに大塚製薬が資本参加し、輸入販売を始めた。現在では大塚食品が輸入販売している。310ml・500ml・700mlのペットボトルがある。

▶ クリスタルガイザー

ゲロルシュタイナー(ドイツ)

ドイツで最も飲まれている炭酸入りミネラルウォーター。カルシウムなどを多く含む超硬水ながら、炭酸とミネラルのバランスに優れ、飲みやすい。

▶ ゲロルシュタイナー

コントレックス(フランス)

超硬水で知られるフランスのミネラルウォーター。カルシウム濃度は、牛乳の約半分もある。500ml・1500mlのペットボトルがある。

▶ コントレックス

サンペレグリノ(イタリア)

ペリエと並ぶ世界的に有名な炭酸水で、レオナルド・ダ・ヴィンチも愛飲したと言われている。

▶ サンペレグリノ

ペリエ(フランス)

世界で最も有名な炭酸水で、ナポレオン3世はペリエを「フランスの誇り」と絶賛したという。源泉に炭酸を含み、水とは別々に採取した炭酸は、ボトリングの際に浄化した水に注入する。

▶ ペリエ

ボルビック(フランス)

ヨーロッパには珍しい軟水のミネラルウォーターで、地元フランスよりも日本で人気があると言われた商品。2020年に契約満了に伴いキリンビバレッジが国内販売を終了し、入手が困難になりつつある。

▶ ボルビック

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